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採掘場
こんにちは、珈琲豆部の加藤です。

9月に入り、まだまだ暑さは続いていますが、皆さんの周りでも秋が近づいてますか?
私の住む八ヶ岳は徐々に秋色に。
紫色の萩の花やコスモス、赤くなったトンボ、黄色く実ってきた稲穂や高く澄んだ水色の空。
今年は夏の終わりを惜しむのではなく、どこか秋の訪れを待っていたかのように思います。

そんな中、娘が産まれイクメンと化していた庭部の加藤君が、3週間の育休を終え(勝手ながら・・・)、新たな造園作業に取りかかっています。

今回の施主さんからのご依頼は、『愛犬のお墓』です。
庭師が作るお墓とは・・・
今、私が分かっていることは、以前の施工でも使用した『石』を使うということ。
その石を取りに、先日、加藤君は相棒のサンバーを走らせ 採掘場へ。

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所狭しと積まれた石の中から、彼の目にかなった石が選ばれていくんです・・・って大げさですが。
しかしながら、彼は本当にこの石が好きで、この石を語る時の彼の目はおもちゃを与えてもらった子供のようにキラキラしています。

人は人の記憶から完全に消えてしまったときに本当に死んでしまう・・・と今日の新聞に書いてありました。きっとペットも同じでしょう。
施主さんの愛犬と愛犬への想いが安らかに眠れるお墓を加藤君はどのように造るのか・・・
石の使い方が私はとても気になります。
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