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雨の若葉
こんにちは。珈琲豆部の加藤です。

昨日から降り続いている雨。
草花も樹木もすっかり潤い、八ヶ岳の空気もしっとりとして、芽吹きでざわざわしていた林が、今日は落ち着いているように思います。

私は雨に濡れた若葉が好きです。

芽吹いた葉が、すこーし大きくなった頃。
赤ちゃんの手のひらサイズの小さい葉っぱ。
この小さい葉のひらで雨を受け、雨しずくとなり葉先から流れていく。
こうして潤って少し垂れている葉っぱ達の姿を見ていると、次に太陽の陽射しが射して、めいっぱい葉を広げれる日を一緒に待ちわびたくなります。

こちらは、蛙の手のひら「ダンコウバイ」。

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小さな手のひらの「やまもみじ」

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まーるくハートの形の「カツラ」

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葉脈がきれいな「白樺」

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白樺の葉先から流れ落ちる雫は、まるで一粒の涙のよう。

雨で濡れた若葉は色濃く、林の風景を引き締めます。

久しぶりにひんやりした林の中、薪ストーブを焚いて珈琲を淹れ、今日は雨音を聴きながら過ごそうかと思います。

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