ARCHIVES
TAGS
厚真
こんにちは。珈琲豆部の加藤です。

IMG_0747.jpg

「北海道に送ってね」
BUNANOKIの珈琲豆が時々海を渡ることがあります。
それは もう送り先を記入しているときから、ドラマ仕立て。
(飛行機便には夜中に乗るのかな)
(どんな空の下にとどくのだろう)
見聞のない場所に珈琲豆を送る時は 旅に送り出す想いがさらに高まります。

朝、ラジオをつけたあの日、
その幾度か想いを馳せた地名が聞こえ。
「厚真町」

「厚真町には地震の観測器が無いため現時点では震度がお伝え出来ません」
「近隣の安平町は震度6強以上」
「未明に発生した北海道での地震情報を引き続きお伝えします」

えっ?厚真?

珈琲豆を送る機会がなかったら、知らなかった町名。

とにかく無事を祈り願い、翌日判明した震度7。

その方とは連絡は取れていませんが、遠方にすんでいるご家族の方によると
ライフラインは消滅。家の中は ぐちゃぐちゃ。
地震発生時、逃げようとしたら吹き飛ばされたそうです。

今は何が出来るんだろうという思い。

震度7。起震車で体感した時、恐怖でしかない揺れでした。
あの大きく山肌があらわになった厚真町の姿を見た時、ただただ震撼。

いつか行ってみたいと思っていた空の下。
きっと、秋の音が鳴り響く頃。

まだ余震の続く中を過ごしている過ごすM子さん、
厚真の皆さん、北海道の皆さん。
とにかく身の安全を守って下さい。
非日常で過ごすストレスは計り知れません。

関空が浸水したことが衝撃的だった矢先、
どうか天も地も穏やかであれ。

固定リンク | comments(0) | trackbacks(0) | この記事を編集する
<<野分・のわき | 色取月 >>